ワリエワ問題で9月聴聞会 CAS発表、当事者ら対象

カミラ・ワリエワ(共同)

 【ローザンヌ(スイス)共同】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は22日、世界反ドーピング機関(WADA)が4年間の資格停止処分を求めて提訴しているフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(ロシア)のドーピング問題に関し、9月26~29日に当事者らへの聴聞会を開くと発表した。

 スイスのローザンヌのCAS本部で行うほか、一部の証人、専門家などにオンラインでも聴取する。判断の期日は未定。

 WADAは、調査したロシア反ドーピング機関(RUSADA)が昨年の北京冬季五輪でワリエワに過失はないと判断したことを不服として提訴。国際スケート連盟も同様に訴え、RUSADAはけん責など適切な制裁を科すよう求めている。

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