広末涼子が選ぶのはキャンドル・ジュン氏か鳥羽周作氏か 泥沼三角関係の行方を考える

(写真右:広末涼子とのW不倫疑惑が報じられた鳥羽シェフ/本人Instagramより)

“泥沼化”している、広末涼子(42)と、人気シェフ鳥羽周作氏(45)のW不倫。6月14日には、広末と鳥羽氏の熱い交換日記の文面が露呈。当人たちも不倫の事実を認め、広末さんは無期限の謹慎処分となり、このまま事態は時間とともに収束するかと思われた。

しかし、6月18日に夫であるキャンドル・ジュン氏(49)が、独断で記者会見を決行。会見でキャンドル氏は広末を「最高の妻」と持ち上げる一方で、精神的に不安定になることがあることや、過去にも不倫疑惑があったことを明かし、記者達を驚愕させた。

その行動力が評価される一方で、広末に会見することは伝えていなかったという。妻の心理としては、自分の知らぬところでプライベートが露呈させられる状態は、容認できるものではないだろう。その証拠に、6月22日に配信された「文春オンライン」では、広末本人が「週刊文春」の取材に応じ、事務所と夫への不信感を顕にしている。

会見で、キャンドル氏は広末から離婚を要求されたことを明らかにしていた。また、一部には鳥羽氏との再婚を望んでいるという報道も存在する。

はたして今後、広末はキャンドル氏と離婚に至るのか? そして鳥羽氏と再婚の道に進む可能性はあるのだろうか? 恋愛ジャーナリストでコラムニストのおおしまりえさんは「夫婦の意見が食い違っている以上、離婚する可能性は高まっていると思う。ただ、鳥羽さんとの再婚も絶望的ではないでしょうか」と分析する。泥沼の三角関係の行方を聞いた。

■広末涼子に再婚の可能性はあるのか?

週刊文春の記事によると、広末さんと鳥羽さんは双方離婚し、再婚する気満々だったようです。その熱量は不倫が露呈してからも変わらずのようですが、現状ここまでコトが大きくなった以上、再婚は難しいのではないかと考えます。

ただのW不倫だったスクープが、夫の会見といったいわば“反対勢力”の生の声が世間一般にも届いたことで、バッシングの熱が相当高まってしまったからです。

夫がプライベートの内情を明かしたことで、広末さん達は“不倫当事者”から“家族を傷つける加害者感”が強まってしまいました。こうなると、たとえキャンドル氏と離婚できたとしても即再婚といった行動は取りにくくなります。また、強引に再婚を進めたとしても、それはすなわち、芸能界引退とセットくらいの大きな代償を払うことになりそうです。

また現在、双方CMやスポンサー解除による違約金の発生や業務自粛など、経済的な負担も高まっているといわれています。これは芸能人に限ったことではありませんが、人間は経済的な余裕がなくなると、100年の恋も覚めるケースがゴマンとあります。

鳥羽さんはシェフですが、いわばタレントシェフの一面もあった人物。双方の金銭ダメージはネガティブな気持ちの変化を生み出すに十分すぎる材料です。

■広末涼子のパートナー、一体どっちに?

キャンドル氏と鳥羽氏、一体どちらが広末さんにとってベストパートナーとなりうるのでしょう。報道を見る多くの人が、今まで広末さんのメンタルや行動を受け止めてきた夫であるキャンドル氏に軍配を上げるようです。

ただ個人的にはどんなに包容力や人間力があろうとも、無断でプライベートを外部に漏らす相手は信頼できないのではないかと考えます。今までは適任だったかもしれないですが、あの会見があった以上、パートナーシップの回復は絶望的ではないでしょうか(キャンドル氏は修復を望んでいますが)。

かといって、鳥羽氏が適任かといえば、その点も懐疑的にならざるを得ません。今回の報道で、広末さんには精神的に脆い部分があることが分かったわけですが、そんな彼女を受け止めるために、揺るがない精神力や包容力は必要でしょう。不倫報道後、逃げの姿勢を取り続けている鳥羽氏では、彼女を今後、良いときも悪い時も支えられるのかは疑問です。

毎週新事実が明らかになる今回の不倫報道。決着がどう着くのか全くもって読めませんが、どうか平和に解決しますように。

(文:おおしまりえ)

© 株式会社光文社