双子パンダ「2歳になったよ」 東京・上野動物園

東京・上野動物園の双子のジャイアントパンダ、雄シャオシャオ(右)と雌レイレイ=19日(東京動物園協会提供)

 上野動物園(東京都台東区)で飼育されている双子のジャイアントパンダ、雄シャオシャオと雌レイレイは23日、2歳の誕生日を迎えた。園によると、順調に成長し体重は成獣の半分ほどになった。シャオシャオは活発な性格で好みの竹を選ぶタイプ。おっとりとしたレイレイは、えり好みせず食べるという。

 3月からは母親シンシンと離れ、2頭だけで暮らしている。野生のパンダは単独で生活し、一般的に3~4歳ごろから縄張りを主張するようになるといい、いずれ部屋を分けることになる。

 担当者は「良好な関係が続いており、できる限り一緒に飼育したい」と話している。

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