福井のすし店でブリやシマアジの刺し身食べアニサキス食中毒 食事から10時間半後に腹痛

アニサキスの幼虫(国立感染症研究所提供)

 福井市保健所は6月22日、同市内のすし店で、すしと刺し身を食べた越前町の70代男性が腹痛を訴え、食中毒と断定したと発表した。胃から魚介類に寄生するアニサキスが見つかった。男性は入院しておらず、回復に向かっているという。

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 同保健所は食品衛生法に基づき、同店を22日の1日間営業停止処分とした。

 同保健所によると、男性は20日午後6時ごろ、マグロやタチウオのすし、ブリやシマアジの刺し身を店で食べた。帰宅後の21日午前4時半ごろに症状が出た。

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