【ワシントン共同】バイデン米大統領は22日、中国の習近平国家主席を「独裁者」と呼んだ自身の発言に関して米中関係に「影響はない」と述べ、発言を撤回しなかった。習氏との会談が近く実現すると「期待している」と話した。ホワイトハウスで開かれたインドのモディ首相との共同記者会見で質問に答えた。
一方、在米中国大使館は22日、謝鋒駐米大使が21日にホワイトハウスと米国務省の高官に対してバイデン氏の発言に強く抗議したと明らかにした。
在米中国大使館の報道担当者は声明で「中国政府と国民は中国の最高指導者に対するいかなる政治的挑発も受け入れない」と非難した。