夏の高校野球岩手大会、組み合わせ決まる 7月7日から熱戦

第1シードを示す「1番」を読み上げる花巻東・千葉柚樹主将=盛岡市・キャラホール

 夏の甲子園切符を懸けた第105回全国高校野球選手権記念岩手大会の組み合わせ抽選会は22日、盛岡市永井のキャラホールで開かれ、64校56チームの対戦相手が決まった。

 4年ぶりの優勝を狙う第1シード花巻東は、開幕試合の盛岡市立-花泉の勝者と戦う。連覇を狙う第2シード一関学院は盛岡中央-沿岸連合(岩泉、山田、大槌)の勝者と対戦。公立勢29年ぶりの優勝を目指す第3シード盛岡三は一関高専-北上翔南の勝者と当たる。第4シードの盛岡四は遠野-盛岡北の勝者とぶつかる。

 大会は7月7日に盛岡市のきたぎんボールパークで開会式を行い、開幕。選手宣誓は盛岡北の佐藤琉(りゅう)主将(3年)が務める。同パークと花巻市の花巻球場で熱戦を繰り広げ、順調に日程が進めば22日に決勝が行われる。4年ぶりに声出し応援が解禁され、入場制限もない「球児の夏」が復活する。

選手宣誓が決まり、緊張した表情を見せる盛岡北の佐藤琉主将

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