42チーム、対戦カード決定 来月7日から全国高校野球山形大会、高畠―左沢で開幕

 第105回全国高校野球選手権記念山形大会の組み合わせ抽選会が22日、山形市の山形テルサで開かれ、出場42チームの対戦カードが決定した。大会は7月7日に開幕し、23日に決勝が行われる予定。開会式後の開幕試合は高畠―左沢に決まった。

 シード校は第1が今春の県大会を制した鶴岡東で、第2は準優勝の日大山形。3位の東海大山形、4位の羽黒がそれぞれ第3、第4となった。昨秋以降の成績をポイント化し、第5は昨秋の県大会覇者山形中央、第6は山形城北、第7は九里学園、第8は山形商。いずれも2回戦から登場する。合同チームは新庄南・北村山・谷地・天童と置賜農・米沢商の2チームが出場する。

 連覇を狙う鶴東はAブロックで、米沢興譲館―新南・北村山・谷地・天童の勝者と戦う。前回の決勝で敗れた山中央も同じブロックに名を連ねた。Bブロックには昨夏4強の東海大が入り、米沢中央―南陽の勝った方と相まみえる。昨秋の県大会4位の九里学園も顔をそろえた。

 2年ぶりの頂点をうかがう日大はCブロックで、山形学院―新庄神室産の勝者とぶつかる。昨秋の県大会3位の城北、強豪校の酒田南、力のある酒田東などもそろった。Dブロックの羽黒は上山明新館―寒河江工の勝者が初戦の相手となる。実力校の山商も名を連ねた。

 大会は1、2回戦が中山町のヤマリョースタジアム山形(県野球場)や米沢市営野球場など4会場、3回戦はヤマリョースタジアムと山形市のきらやかスタジアム、準々決勝以降はヤマリョースタジアムで行う。

 ヤマリョースタジアムでの開会式では入場行進や国歌独唱、選手宣誓を行う。この日の抽選会で選手宣誓は南陽の田中春伍主将に決まった。

番号札を引き、対戦カードが決まった組み合わせ抽選会=山形市・山形テルサ

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