アイサンテクノロジー、大型自動運転バスの実用化研究開発の助成獲得

採択案件概要

経済産業省では自動運転レベル4等の先進モビリティサービスの実現・普及に向けて、新プロジェクト「自動運転レベル4等先進モビリティサービス研究開発・社会実装プロジェクト(RoAD to the L4)」を立ち上げ、無人自動運転サービスの実現及び普及目標として、2025年度までに多様なエリア、多様な車両に拡大し、40か所以上への展開を設定している。

また、愛知県においても、あいち・とこなめスーパーシティ構想においては、23年度に実用化を目指すとの明確な目標が掲示されている。

同社は、これまでの実証実験の知見より、自動運転車両のニーズが非常に高い大型バスタイプの自動運転車両構築の研究開発をすすめている。

2023年度はこれまでの技術知見ノウハウを集約し、当車両の自動運転システム機能の高度化を行い、実用化走行を目指しますという。また、自動運転車両全般においては、愛知県内の企業、県実証に関わってきた企業と連携し、愛知県発の技術を集約した「愛知県バスモデル」としてサービス化するために研究開発を行う予定だ。

研究開発の目的

2024年以降に実用化を目指す車両として、2022年度に構築した大型バスの自動運転車両のシステム機能高度化を図るものとし、愛知県内の企業との連携を行い、混在空間環境下における非遠隔型レベル2走行によるテスト走行において、中速域(60km)での安定走行を達成することを目的とする。

▶︎アイサンテクノロジー

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