ネットアップ、継続的デリバリーソリューション「スポットオーシャンCD」を公開する

スポットオーシャンCDは、速さと効率性を獲得しながらデブオプス・チームの時間や費用の節約をサポート

サンノゼ、カリフォルニア州--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --クラウド主導、データ重視のソフトウェアを提供するグローバル企業であるネットアップ®(NASDAQ:NTAP)によって、Kubernetes(クバネティス)用継続的デリバリーソリューションの「スポットオーシャンCD」が紹介されました。オーシャンCDによって、クラスタやワークフロー全体のデプロイ戦略が自動化され、クラウド・アプリケーションのデリバリーを最適化しながらスポットオーシャンの補完、拡張ができます。スポットオーシャンとオーシャンCDを組み合わせると、アプリケーションがどのようにデリバリーされるのかということを、より優れたアジリティや信頼性、効率性を生み出すためにアプリケーションが制作時にどのように起動されるのかということと関連させながら、Kubernetesの自動化および最適化ソリューションズだけでなくアプリケーションのデリバリーやデブオプス・チームが抱える手間や負担の軽減が可能になります。

組織は、ビジネスにおける重要な優先事項とイニシアチブのサポートに迅速さと規模と自信のあるクラウドネイティブ・アプリケーションを展開し運営する能力を必要とします。しかし、それを実現するために既に無理をしているデブオプス・チームは、どんどん複雑化するアプリケーションのデリバリーのために気の遠くなるような課題や時間のかかる業務に、常に繰り返し直面します。デリバリープロセスは典型的に複数のクラスタにおける数百ものデプロイメントを含み、多くの開発ステークホルダーにより実行されます。こういった課題は、デリバリーにおける度重なる失敗のリスクを増幅させ、アプリケーションのイノベーションを遅延させたり、アプリケーション・チームを失望させ、デブオプスや運営に負担が増えたりすることで信頼性にも影響を及ぼします。

オーシャンCDはデリバリープロセスを自動化および最適化し、信頼性やセキュリティ、効率性を諦めることなく、独自の有用なKubernetesデプロイメント・コントロールを提供します。オーシャンCDで、非効率性や代償を伴う失敗をもたらし得た潜在的インシデントを早い段階で発見し、未然に防ぐ能力が開発者に与えられ、デブオプス・チームは複数のクラスタやワークフロー全体でデプロイ戦略を設け、維持することが可能になります。また、オーシャンCDによって、デブオプス・チームは、基本的なソフトウェア・リリースプロセスを、実績のあるデプロイ戦略を用いた段階的なデプロイメントプロセスへと変容させることが可能になります。さらにオーシャンCDは、段階的なリリースと継続的なリアルタイム検証、自動ロールバック、サービス所有者向けきめ細かな可視性を活用することでソフトウェアの変更による潜在的失敗を制限します。オーシャンCDのスポットオーシャンまたはその他ソリューションズ用ネットアップ・ポートフォリオのスポットとの併用により、アプリケーションのデリバリーや運営パイプラインが単純化・改良され、組織でクラウドネイティブ・アプリケーションを展開し運営する方法を最適化し簡易化することが可能になります。

「組織にとって、迅速に信頼できるデリバリーを行い、クラウド・アプリケーションを進化させ、ビジネスにおける優先事項に対応することは欠かせませんが、その複雑性と非効率性によって支障がでるということがよくあります」と、ネットアップの副社長執行役員兼クラウド運用管理ゼネラルマネージャーであるハイヨン・ソングは語ります。「スポットオーシャンCDは、自動化および最適化だけでなくアプリケーションのデリバリーまで機能拡張されているため、デブオプス・チームにとっては複雑なKubernetesソフトウェアのデリバリープロセスをどのクラウドやKubernetesクラスタにおいても単純化、標準化、自動化可能になります。これにより、チームは迅速に、信頼性と効率性を持ってイノベーションや運営することができます。

オーシャンCDによって、デブオプス・チームには次のような機能が提供されます。

  • 明確な視覚的インターフェースにおけるコード・ロールアウトの可視性:クラスタ全体の複数のサービスを一か所で簡単に管理できます。自動化された段階的なソフトウェアの展開や、デプロイメント関連の全作業やビューを一か所で集中管理することにより、複雑なKubernetesソフトウェアのデリバリープロセスが単純化されます。また、全クラスタやクラウド・プロバイダー全体における全サービスに使用される複数のデプロイパイプラインの動的管理や変更を容易にする汎用モデルも可能になります。
  • ソフトウェア変更と制作へのロールアウトの管理向上:明確な指標およびデプロイメントにおける見えない失敗要素を特定し、リリースの遅延なく修正するポリシーによって自信が生まれます。オーシャンCDはデプロイメントを検出し妨害し、カナリアリリース戦略やブルーグリーン・ロールアウト戦略、トラフィック管理、検証主導のプロセス、優れた管理がされた高性能なロールバック用失敗ポリシーの管理など、インテリジェントなCD機能を追加します。これにより、ユーザーは安心ながら最小限の間接費でKubernetesの全機能とアジリティが得られます。
  • 適切な自動化がされたエンタープライズ対応の継続的なデリバリー製品:制約条件や手動による間接費を取り除き、アプリケーションの変更リリースや数百ものクラスタやサービスの拡張機能を単純化します。オーシャンCDはエンタープライズグレードのサポートを提供するだけでなく、SSOや開発者向けのきめ細かなアクセス許可管理、通知、マルチクラスタ管理、管理者用ダッシュボードやお客様の声に迅速に応えるアップデートといった機能も提供します。

「オーシャンCDで制約条件を取り除き、自分達のCD環境を最高のものにすることができます」と、JUMOのシステムエンジニア・シニアスタッフであるマチュー・アントワンは話します。「オーシャンCDは可能な限り自動化されたスムーズなプロセスを生み出すため、開発者はその作業時間を最小限に抑えることができます。また、製作エラーの低減や、Kubernetesクラスタの新バージョンへの移行など時間のかかる複雑なプロセスのより良い調和がもたらされます。今回導入された自動化によって、今まで全く使ったことが無かった人達にも信頼性の高い金融サービスを提供するという、より大きな使命の遂行が可能となります。」

スポットオーシャンCDは、スポットコンソールUIやAPI、CLIで利用可能です。詳細はhttps://spot.io/product/ocean-cd/でご確認ください。

関連情報

__[オーシャンCDの利用可能性に関する発表](https://cts.businesswire.com/ct/CT?id=smartlink&url=https%3A%2F%2Fspot.io%2Fblog%2Fannouncing-ocean-cd-availability&esheet=53428132&newsitemid=20230622923377&lan=ja-JP&anchor=%26%2312458%3B%26%2312540%3B%26%2312471%3B%26%2312515%3B%26%2312531%3BCD%26%2312398%3B%26%2321033%3B%26%2329992%3B%26%2321487%3B%26%2333021%3B%26%2324615%3B%26%2312395%3B%26%2338306%3B%26%2312377%3B%26%2312427%3B%26%2330330%3B%26%2334920%3B&index=2&md5=6abc8722daf1fde12de4a907b536b92b)
継続的検証のキーコンセプト:オーシャンCD指標およびカスタム検証__

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