【独自】 都の新型コロナ自宅療養者支援 パルスオキシメーター 約7万台返却されず

東京都が新型コロナの自宅療養者への支援として貸し出しを行ってきたパルスオキシメーターについて、現時点で約7万台が返却されていないことが分かりました。都が返却を呼び掛けています。

東京都は一昨年1月から今年5月にかけて、新型コロナで自宅療養する人などに対し血液中の酸素濃度を計測し症状の変化を観察できるパルスオキシメーターを貸し出してきました。療養期間を終えて1週間後に郵送で返却することになっていますが、現時点で約7万台が返却されていないということです。都ではおよそ43万台を確保していたということで、このうち15%ほどが返されていないことになります。

都は電話やメールで返却を呼び掛けていますが、連絡が取れない人もいるとして、「都民の財産なので速やかに返却してほしい」と呼び掛けています。

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