ソニーグループ子会社で半導体の生産を手がけるソニーセミコンダクタソリューションズの清水照士社長は23日、共同通信などの取材に応じ、熊本県合志市に取得する土地に画像センサーの工場を新設する意向を表明した。スマートフォン向けなどのセンサーを生産する見通し。土地は約27万平方メートルで、年内に取得を完了する。
清水氏は「スマホの価値の一つとして、センサーの進化が期待されている。この状況はしばらく続く」との見方を示した。工場の建設時期に関しては「需要や市場の動向を見ながら判断する」と説明。投資額は明らかにしなかった。
ソニーは、画像センサーで世界シェア首位。