戦前と占領下の広島を伝える 「広島の記憶」展

戦前や占領下の広島を記録した国内外の貴重な写真などを集めた展示会が広島市内で開かれています。

原爆が投下された30日後に発行されたイギリスの新聞です。被爆者が原爆の後遺症に苦しむ様子を伝えたことで、記者は日本から退去処分されたということです。

被爆後の広島を撮影し続けた佐々木雄一郎さんが手作りで残した冊子もあります。

会場には占領下で言論統制がしかれる中、国内外で記録された広島の写真や記事など約320点が展示されています。

「広島の記憶」を企画 松浦康高さん「戦前の穏やかな街並みと占領期の厳しい時代がある。親子3代で見てほしい」

展示会は8月27日まで西区の」泉美術館で開かれています。

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