【ジャカルタ共同】インドネシアを国賓として訪問中の天皇、皇后両陛下は23日午前(日本時間同午後)、全ての日程を終え、首都ジャカルタ郊外のスカルノ・ハッタ国際空港から政府専用機で帰国の途に就かれた。友好親善目的の外国訪問は即位後初だった。
17日から6泊7日の滞在中、ジャカルタ南方ボゴールにある宮殿で歓迎行事やジョコ大統領との会見、昼食会に臨んだ。インドネシアの独立に功績があった人々をまつる「カリバタ英雄墓地」に供花した。このほか、日本語を学ぶ大学生ら現地の人々と交流した。
皇后さまの体調を考慮し、ジャカルタでの一部の行事と、古都ジョクジャカルタ訪問は陛下単独となった。