「Dr.チョコレート」ついに最終回! オールキャストがクランクアップ

6月24日が最終回となる日本テレビ系連続ドラマ「Dr.チョコレート」(土曜午後10:00)。2月末から約4カ月の間、共に多くの時間を過ごしてきたメインキャストがすべての撮影を終え、クランクアップを迎えた。

坂口健太郎が主演を務める「Dr.チョコレート」は、謎めいた義手の元医者・Teacherこと野田哲也(坂口)と、天才的外科医の腕を持つ10歳の少女・Dr.チョコレートこと唯(白山乃愛)の唯一無二の絆で結ばれた2人が、全員難ありでキャラクター強めの6人の医療仲間“チョコレート・カンパニー”と共に、訳あり患者の命を救っていく、怒濤(どとう)の展開が癖になるノンストップ・ドクター・エンターテインメントだ。Dr.チョコレートとチームを組む、超優秀な医療スペシャリスト集団“チョコレート・カンパニー”のメンバー役で、葵わかな、鈴木紗理奈、前田旺志郎、古川雄大、小澤征悦、斉藤由貴も出演している。

クランクインアップ時、今回が初のドラマ出演となった唯役の白山を、まるで家族のように見守ってきたチョコレート・カンパニーのメンバーに、白山が花束そして似顔絵と手紙を渡し、固く抱き合った。

お笑い役・前田が「キャストもスタッフもとても優しくて幸せな4カ月でした。みんなでゲラゲラ笑いながら撮影できました! お疲れさまでした!」とあいさつをすると、すかさず残高役・小澤が「ギャグを一つ!」と言い、ドラマ中に出てきた一番お気に入りのギャグを披露。現場は笑いに包まれた。

そして、出川役・古川は「作品が終わって寂しいなと思うことがあまりないのですが、今心から寂しいなと思っております。ドラマでチームと組むことが初めてで打ち解けられるか心配だったのですが、皆さん温かくてとても楽しく過ごすことができました」と笑顔でコメント。

ギルベルト役・葵は「レギュラーでチーム感のある話に出演したことがなかったのですが、撮影が進むにつれて一体感も出て、唯ちゃんを中心に盛り上げていこうという気持ちが、この作品にすごく反映されていたのではないかと思っています。この作品が乃愛ちゃんにとって一生思い出に残る作品になると思いますが、乃愛ちゃんのおかげで温かい現場になったと思います。これから乃愛ちゃんにどんなことがあろうと、いつでも味方でいられるような人でありたいなと思います。本当にありがとうございました」と白山への感謝の気持ちとともに、あいさつをした。

小澤は「衣装合わせの頃に最初に乃愛ちゃんに会ったことを思い出していました。今回の撮影は乃愛ちゃん中心に親戚のおじさん、おばさんが集まったようなアットホーム雰囲気もありつつ、プロフェッショナルにスタッフ・キャストが撮影に向けて一丸となり素晴らしい作品ができたと思いますし、それに参加できて光栄でした。坂口健太郎も主演としてこのチームを引っ張ってくれて、彼の功績は非常に大きいと思います。乃愛ちゃんが大人になって違う作品に出る時は呼んでください。バーターで出ますんで」と言って、周囲を笑いに包んだ。

うなぎ役・斉藤は「チームの中で年長で緊張していましたが、カッコつけることが必要ないくらい皆さんと楽しく過ごすことができて心から感謝しています。今回は特に、白山乃愛という特別な才能を持つ女優さんのゼロからイチに立ち会えたことは、すごく幸せな特別な経験でした。カンパニーの皆さんが彼女を愛して仲良くしていたことがとてもよかったと思います。私にとってもこの作品は学びの場でもありました。ありがとうございました」と、最後までチームワークのよさ、そして仲のよさが伝わってくるクランクアップとなった。

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