飲酒運転で巡査部長、停職1カ月 依願退職、警視庁

 飲酒運転をしたとして、警視庁は23日、竹の塚署刑事組織犯罪対策課の男性巡査部長(28)を停職1カ月の懲戒処分にした。巡査部長は事実を認め、同日依願退職した。

 警視庁によると、巡査部長は休日だった5月7日午後8時ごろ、千葉県柏市内で交際相手と食事をした際に飲酒。その後口論になり、立ち去った相手を捜すため「車の方が早い」と考えて運転した。

 千葉県警の警察官がJR柏駅付近で巡査部長の車を見つけ、追跡。柏署に任意同行を求め、基準値を超えるアルコールが検出された。「ビールやサワーを5、6杯飲んだ」と説明している。

 警視庁警務部の大嶌正洋参事官は「再発防止に努める」とコメントした。

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