「あなたがしてくれなくても」特別編。みちが“空白の数カ月”に何を思っていたのかが明らかに

フジテレビ系では、6月29日に「あなたがしてくれなくても 特別編」(午後10:00)が放送される。6月22日のオンエアで最終回を迎えたフジテレビ系連続ドラマ「あなたがしてくれなくても」で描かれなかった、第10話の終わりから最終回が始まる直前までの“空白の数カ月”が明らかになる。

「あなたがしてくれなくても」の原作は、夫婦のセックスレスをテーマにし、2017年から「漫画アクション」で連載を開始。話題にしづらいセックスレスの問題に直球で切り込んだ衝撃作として、大きな話題を呼んだ。ドラマ化にあたっては、平日の昼間に不倫に溺れていく男女の姿を描いた「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(同系)の西谷弘監督をはじめ、当時の制作スタッフが9年ぶりに集結。主演の奈緒をはじめ、岩田剛典、田中みな実、永山瑛太が共演した。

みち(奈緒)と陽一(永山)の吉野夫妻と、誠(岩田)と楓(田中)の新名夫妻が離婚を決意した第10話の終わりから、最終回が始まる直前の“空白の数カ月”が映し出される特別編。最終回で、陽一が目撃した“みちのデート”の詳細が判明するとともに、デート相手の瀬田慎之介(野間口徹)との会話を通して、実は、みちが陽一との結婚生活をあらためて振り返っていたという内容になっている。

第10話で「誰にも頼らず1人で生きていきたい」と決意したみちは、最終回で陽一と再会するまでの間に、何を思っていたのか? 特別編を見れば、最終回でみちが下した決断の意味が、さらに深く味わえるかもしれない。

なお、特別編では、連ドラの名場面や、SNSに共感の渦を巻き起こし、時に賛否両論を呼んだ数々の名セリフも振り返る。新たに撮影されたみちの物語とともに、これまでの「あなたがしてくれなくても」をもう一度堪能できる。

陽一と離婚し、新名にも別れを告げたみちは、新居の荷ほどきを同僚の北原華(武田玲奈)としていた。「新名さんと一緒になると思っていたのに」と言う華に、みちは「自分の力で生きていくって決めたから」と返す。

そんなある日、みちが華と待ち合わせしていると、そこに瀬田がやって来る。マッチングアプリでダブルブッキングした華の代役として、みちは呼び出されたのだった。渋々、瀬田とデートすることになり、「自分もバツイチだ」と明かし、「無理して一緒にいても時間を無駄にするだけ」という瀬田の結婚観を聞きながら、みちは陽一と過ごした5年間を思い返し始める――。

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