ケイト・ブッシュ、「神秘の丘」がSpotifyで10億再生突破でファンに感謝

現地時間2023年6月21日、ケイト・ブッシュが自身の代表曲である「神秘の丘/Running Up That Hill (A Deal With God)」がSpotifyのストリーミングで10億再生を達成したことを祝った。

彼女は、自身の公式サイトで公開した、NASAが上空から撮影した川に流れ込む一連の小川の抽象的な画像の下に、「10億再生!突然氾濫した川が、何本もの支流となり、十億の流れ(ストリーム)となって海へと続いていくイメージです」と綴っている。

そして、「これらの流れの一つ一つが、あなた方一人一人です……ありがとう!この曲をあり得ないほど驚くべき旅に送り出してくれて、本当にありがとう。感動しています」と、ファンに感謝している。この楽曲はもともと、ブッシュの記念碑的5thスタジオ・アルバム『愛のかたち/Hounds of Love』からのファースト・シングルとして1985年にリリースされ、U.K.シングル・チャートで3位、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で30位を記録した。

人気Netflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン4のあるクライマックス・シーンで効果的に使用されたことにより「神秘の丘」は社会現象となり、U.K.とオーストラリアの公式チャート、そして米ビルボード・グローバル・チャート“Global 200”でNo. 1を達成した。Hot 100では4位まで再浮上し、長いキャリアを誇る彼女にとって全米チャート初のTOP10シングルとなった。

そして今、Spotifyで10億再生を達成したことで、女性ソロ・アーティストによる1980年代の楽曲として初めてこの大台に乗った。この時代の楽曲で10億再生を突破しているものは少なく、ティアーズ・フォー・フィアーズの「ルール・ザ・ワールド」、TOTOの「アフリカ」、a-haの「テイク・オン・ミー」、ポリスの「見つめていたい/Every Breath You Take」などが達成している。

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