海水浴シーズンを前に岡山県警が水難救助訓練 今年、県内で水難事故は7件起き5人が死亡

海水浴シーズンを前に、岡山県警がヘリコプターや船を使った水難救助の訓練を行いました。

(記者リポート)
「訓練は沖合約50mほどのところで男性が溺れているという想定で行われます」

(通報者)
「私の連れが泳いでいたんですけど、見当たらないので溺れてどこか行ってるかもしれません」

(記者リポート)
「要救助者がいるという通報を受けて、警察のヘリコプター『わしゅう』が現場周辺に到着しました。要救助者を発見し『シーマーカー』を投下しました。海面の色が青緑色に染まっています」

その後、警察が水上バイクで要救助者の元に向かい、無事、陸に引き上げました。

岡山県警によりますと2023年、県内で水難事故は7件起きていて5人が死亡しました。

訓練が行われた玉野市の渋川海水浴場は、7月8日に海開きを控えています。沖合には流れが速い場所もあるそうです。

(地元の人は―)
「訓練されていたところが一番潮が流れてブイの外で泳ぐと非常に危険。(過去)何回も沖に流されてボートでもなかなか帰ってこられない(ことがあった)」

(岡山県警本部 地域課/秋山浩行 警視)
「必ず大人が一緒に行って子どもをよく見てあげてください。事故なく(海水浴を)楽しんでいただければと思います」

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