トヨタ、ヤリス59万台リコール サスの土台に亀裂

 トヨタ自動車は23日、前輪のサスペンションの土台となる部品(ロアアーム)に亀裂があり、走行中の振動で亀裂が広がり破断する恐れがあるとして「ヤリス」など3車種計59万4140台(2019年12月~23年5月生産)のリコールを国土交通省に届け出た。31件の不具合報告があった。

 また、ダイハツ工業はフロントガラスに障害物検知カメラを取り付けるための部品が脱落する恐れがあるとして「ムーヴ」「パッソ」など6車種計7万3731台(19年10月~20年6月生産)のリコールを国交省に届け出た。45件の不具合があり、うち1件は物損事故になった。

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