全国追悼式、今年も縮小 コロナ対策で3300人

 今年8月15日に開催する政府主催の全国戦没者追悼式について、厚生労働省は23日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参列者の規模を最大3300人程度に縮小すると発表した。縮小開催は4年連続。高齢者の参列が多いことなどを考慮した。昨年は最大1400人程度の規模で開催し、約千人が参列した。コロナ禍前は例年6千人規模で開催していた。

 今年の開催場所は例年と同じ日本武道館(東京都千代田区)で、式次第も変更はない。国費による参加遺族は各都道府県で最大60人とする。

 参列者の座席間隔を確保するほか、手指の消毒など基本的な感染対策を求める。マスク着用は任意とする。

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