故ティナ・ターナーさんの息子、ドラッグ所持で逮捕されていた 母が亡くなる18日前に

故ティナ・ターナーさんの息子でミュージシャンのアイクJr(64)が、ドラッグの所持で逮捕されていたことがわかった。先月、テキサス州アルヴィンでクラック・コカインの所持と証拠改ざんの罪で拘留された。母親のティナが83歳で死去する18日前の出来事だった。

E!ニュースによると、逮捕されたのは5月6日の午前0時過ぎで、警察が「設備違反」としてアイクJrが運転していた2013年製の白のフォード・フュージョンを止め、更に調査を行ったところ、クラック・コカイン1.7グラム、クリスタル・メタンフェタミン0.7グラムが見つかったという。同乗していた女性(32)も同罪で逮捕されたが、アイクJrは取り調べ中にそれらのドラッグの証拠を改ざんしようとしたとされている。

ピープル誌によると、アルヴィン警察のQ.T.アレンデル警部は「警察が押収する前に彼は、そのドラッグを食べようとしていました」と説明していたという。

アイクJrはアイク・ターナーとロレイン・テイラーの間に誕生した息子で、1962年にアイクと結婚したティナに養子として引き取られ、その後1978年にアイクと離婚したティナのサウンドエンジニアを短期間務めたこともあった。ちなみに父親のアイクは2007年、ドラッグの過剰摂取により76歳でこの世を去っている。

アイクJrは2018年にデイリー・メール紙のインタビューで、「彼女(ティナ)は自分が知る唯一の母親です。しかしその母親とは多分2000年頃から話をしていません」と話していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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