RCランスのオーストリア代表DFケビン・ダンソ(24)を狙うナポリは、RBライプツィヒと争奪戦を繰り広げることになりそうだ。オーストリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
33年ぶりのセリエA制覇や、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)ベスト8入りを果たした今季のナポリ。その最終ラインには、セリエA最優秀DFにも選ばれた韓国代表DFキム・ミンジェ(26)が君臨していたが、現在はバイエルン移籍へと向かっている。
ナポリがその後釜として考えているのがダンソのようだ。新指揮官に決まったルディ・ガルシア監督がダンソを獲得候補の1人に挙げているようで、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長はすでにランスとコンタクトをとっている模様。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じた。
また、ドイツ『ビルド』は、ライプツィヒもダンソに関心を示していると報じている。同クラブのスポーツマネージング・ディレクターを務めるマックス・エバール氏とスポーツ・ディレクターを務めるルーベン・シュレーダー氏が、20日に行われたオーストリアvsスウェーデンの試合を観戦するためにウィーンを訪れていたとのこと。なお、この試合ではダンソに出場機会は訪れなかった。
2021年夏にアウグスブルクからランスへと完全移籍したダンソは、ここまでの2シーズン、センターバックのレギュラーとして公式戦76試合に出場している。イタリア『イル・マティーノ』によると、ライプツィヒは手始めに3000万ユーロ(約46億6000万円)のオファーを提示する見込みだ。