ドリカム、樹海ドームでリハ 大館があってこそ俺たちの「WONDERLAND」がある

 人気音楽バンド「ドリームズ・カム・トゥルー(ドリカム)」が7月1日から始まる5大都市ツアーを前に、秋田県大館市のニプロハチ公ドーム(大館樹海ドーム)で今月15日からの1週間、リハーサルを行った。メンバーの中村正人さんが最終日の21日、秋田魁新報のインタビューに応じ、「大館の方々が私たちの仕事を理解し、すばらしい環境で受け入れてくれたことに感謝している」と語った。

 ドリカムは4年に一度、大掛かりなステージセットが魅力のライブ「史上最強の移動遊園地DREAMS COME TRUE WONDERLAND」を開いている。今年は7月1日の北海道・札幌ドームを皮切りに名古屋、大阪、福岡、東京で開催。樹海ドームでは、実際に使用するセットを組んだリハーサルが行われた。インタビューでの中村さんの発言は次の通り。

 大館樹海ドームでリハーサルをするのは、前回の2019年に続き2回目です。今回は11トントラック57台、トレーラー18台でセットを運んできました。これだけ大規模なセットを最低1週間、組んだままにして、メンバーの吉田美和と私が考えた演出をとことん突き詰める作業ができるのは、日本でここだけです。

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