バレー、30年ぶりブラジル撃破 男子、パリ五輪へ大きな弾み

バレーボールのネーションズリーグ男子のブラジル戦で、スパイクを放つ石川=オルレアン(国際バレーボール連盟提供・共同)

 バレーボールのネーションズリーグ男子は22日、フランスのオルレアンで行われ、日本がブラジルを3―2で破った。五輪3大会制覇のブラジルに公式戦で勝つのは1993年以来、30年ぶり。来年のパリ五輪へ向け、大きく弾みがつく金星となった。

 日本は2セットを先取しながら、2―2と並ばれた。相手がブロックやレシーブに入るコースを修正。第1、2セットで決めていたコースが止められるようになった。石川(ミラノ)は「苦しい展開になった」と振り返ったが、それでも崩れない。第5セットは高橋藍(日体大)や宮浦(ジェイテクト)が打ち込み、18―16で激戦を制した。(共同)

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