1989–90シーズン以来となるセリエA優勝を果たしたナポリ。
バイエルン・ミュンヘン移籍が噂される韓国代表DFキム・ミンジェの後釜になるような新たなセンターバック獲得を狙っている。
RCランスのオーストリア代表DFケヴィン・ダンソが筆頭とされているが、ナポリのアウレリオ・デラウレンティス会長は、日本人を補強したいと明言しており、ボルシアMGの板倉滉とシュトゥットガルト伊藤洋輝の2人も候補とされている。
『CalcioNapoli24』によれば、かつて日本代表でフィジカルコーチを務めたエウジェニオ・アルバレッラ氏が、ナポリの補強候補たちについて言及したという。
57歳の同氏はアルベルト・ザッケローニ監督の右腕として、2010~2014年まで日本代表でコーチを務めた人物だ。
「ケヴィン・ダンソのことはよく知っているよ。2019年11月に初めて見た。
当時サウサンプトンにいた日本代表のキャプテンである吉田麻也を尋ねた際に彼のことを見たんだ。
フィジカル、テクニック、パーソナリティに感銘を受けた。今季はランスで素晴らしいシーズンを送ったよ。戦術的には3バックで攻撃も担当していた」
「(ボローニャFWリッカルド・)オルソリーニについて?
ナポリのような4-3-3に完璧にフィットする選手だし、クラブが注目するであろうプロフィールを持っている。
ボルシアMGの板倉?
ボローニャで見たことがある冨安と比較できる。なので、彼は十二分に優れた選手だ」
板倉はセリエAのボローニャで活躍してアーセナルに引き抜かれた冨安健洋と同等レベルの選手だと賞賛。ナポリでも十分やれると考えているようだ。
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なお、伊藤については、2024年に日本ツアーを行いたいシュトゥットガルトがそれまでは手放さない意向とされている。