潜水艇を運んだ支援船を調査 カナダ運輸安全委

 【ニューヨーク共同】カナダの運輸安全委員会は23日、英豪華客船タイタニック号の残骸を見るツアー中に損壊した潜水艇を現場まで運んだカナダ船籍の支援船「ポーラー・プリンス」の調査を開始したと発表した。船員らの作業手順に安全上の問題がなかったかどうかを調べる。

 ポーラー・プリンスには船員17人のほか、24人が乗船していた。うち5人が18日朝、潜水艇に乗り込み、潜水を開始。約1時間45分後に連絡が途絶えた。潜水艇は水圧でつぶされたとみられ、22日に海底で破片が見つかった。

 運輸安全委はポーラー・プリンスが向かっているカナダ東部ニューファンドランド島のセントジョンズに調査官を派遣。

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