こんにちは。キャンプ系YouTuberのFUKUです。今回は2023年のsoomloom(スームルーム)のキャンプギア特集ですが、去年にも増してガチでハイレベルな感じのものが多いです。それでもsoomloomなので価格は抑えたまま。早速順番にご紹介していきましょう!
soomloom【1】ブラックウォールナットの折りたたみまな板 税込2,970円
まず最初はおしゃれな折りたたみまな板です。
裏にオピネルが収納できると書いてあったのでこれは面白いと思って買ってみました。
高級感のある丸いまな板
ケースにsoomloomって書いてない。ロゴ入れて欲しいという方もいるかもしれませんが、このシンプルなケースというのもいいですね。
湿気がこもらないように片面はメッシュになっています。
こちらの素材はブラックウォールナット。
このブラックウォールナットというのはクルミ科の木材で、硬い広葉樹でいい家具などにも使われているようで、すごい重厚感と高級感を併せ持っています。
ただ表面の処理はよく見ると細かい傷とかは見られます。ただ全体的にはやっぱり存在感がすごいです。
これで3000円以下にはとても見えない。
まな板を開くとナイフが入れられるくぼみが作られています。
だからオピネルじゃなくてもここに入ればいいわけです。
くぼみは同じ幅ではありません。
細まってるところで25mm、太いところで31mmくらい。長さは119mmでしょうか。
そして11mm程度の深さがあるので閉じた時には22mmになります。
本当にオピネルが収納できるのか?
筆者のオピネル8番です。
馴染んでいる。ちょっとゆとりがあって閉じると多少カタカタはしますが、オピネルの8番を入れてもちゃんと余裕を持って入りました。
ではオピネル9番はどうでしょう。
なるほど。9番に合わせて作られているようです。
ただパラコードがあると閉まらないので外すとぴったり。
ただ8番でもそんな悪いことはありません。ちょっとゆとり持って入ってるぐらいで気になるならスポンジとか入れたらいいんじゃないかな。
こんな高級感のあるまな板でオピネルも収納されるっていいですね。
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磁石とかはついていないので中でカタカタも動きますし傾ければ落ちてしまいますが、このまな板いいなって思われた方は先ほど測ったサイズをもとにお手持ちのナイフが入るかどうか見てもらえればいいと思います。
肝心のまな板としては?
肝心のまな板としては、やはりこのブラックウォールナットの渋い木目が食材を映えさせてくれる感じです。
触り心地も滑らかです。ただつなぎ目がわずかに段差があります。
これは個体差がある可能性もありますが、ちなみにスノーピークのまな板には全くないのでこの辺の作りはさすがですよね。
違いを感じますが、しかしこのオピネル9番の形に合わせたくぼみでバチッとはまりますからこれはかなり面白いまな板が出てきたなと思います。
最後に外に持っていく予定なので、後ほど外で使ってみましょう。
Soomloom【2】スライド式大型アルミ製ポール 2本入り 3,970円
最大260cmまで伸びるタイプで、なんと2本入りが3970円と激安でした。
スペックを確認
まずはスペックを確認していきましょう。
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スペック詳細
- 材質:アルミニウム
- サイズ:最小80cm、最長260cm。36段階で調整可能
- 収納サイズ:約85cm×17cm
安すぎる!?十分な太さのタープポール
大型のアルミ合金ポールが2本入ってこのお値段ですから安すぎるんじゃないかと思いますが、
これも大きなロゴがない。今年のsoomloom、ケースなどはロゴ控えめの路線なんですね。
ケースは仕切られていて1本ずつ入るようになっています。
太さが35.6mmだそうで大型のポールなのでこれくらい太いと安心感がありますね。
そして底はゴムキャップが付いてることが多いですが、これはアルミ合金のキャップになってますね。
ネジで外れるので、ここから中身を出していくこともできますね。
260cmまで伸びるんだけど最初は80cm。1本に全部収まってる伸縮式のポールです。
ただよくある伸ばしてネジで止めるというのではなく、カチッと止まるタイプになっています。
だから重みで縮んでしまうということがありませんし、この穴の数に応じて長さを微妙に変化させることができます。
240cm・260cmだったらここに合わせる、というメモリが書いてあります。
ファミリー用の大きなタープであったとしてもこの高さで足りないということはよほどないと思いますし、調整して小さなタープなどに使うこともできるでしょう。
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かなり自由度が高くて太さも十分なので、丈夫な感じのタープポールが2本入って3,970円。激安だと思います。
弱点は重いこと
いいことずくめな感じもするんですけどこのポールには弱点みたいなものがありまして、重いです。さらにそれが2本入っている。
言い換えればアルミ合金なのにこれだけズシッとする。ということは耐久性に期待が持てるとも言えます。
それにしてもかなりずっしりしてるのでDDタープの3Mとかを使うのであれば明らかにオーバースペックなところなのかなとも思います。
ケース込みの重さは2.17kgです。
これだけ丈夫で破格なポールだと言っておいて、260cmに伸ばしてタープを張ったらたわんでるようじゃいけないので、最後にタープも張ってみたいと思います。
Soomloom【3】パラフィン帆布 キャリーバッグ 税込2,970円
丈夫なパラフィン帆布のバッグです。
スペックの確認
まずはスペックを確認していきましょう。
スペック詳細
- サイズ:縦34cmx横24cmx高さ28.5cm
- 本体重量:720g
- 材質:コットン
丈夫なパラフィン帆布のキャリーバッグ
金属フレームなどはついていませんが、パラフィン帆布自体がかなり分厚いので、ある程度形を整えると自立します。
両側にさらに持ち手が付いています。
あとはデイジーチェーンのようなものがあって物が引っ掛けられるのと、前面にポケット。
ゴム紐には手袋などをキュッと絞ればぶら下げられます。
あとは真ん中に1本通ってるコード。これが伸びるんですが、薪にしても荷物にしてもいっぱい入れると広がってしまうので、それをテンションかけてキュッと閉じてくれます。
意外とこれは便利かもしれません。
分厚いパラフィン帆布製なので水気や汚れに強い。
そして底面に硬い下敷きのようなものが入っていますが、それをsoomloomのテントなどによく使われているTC生地で包んでくれています。
こういうのを見ると自社の強みも活かして、いろいろ工夫しながらギア開発してるんだろうなというのが伝わってきますね。
前面ポケットついているから着火剤や火吹き棒を入れてもいいし、そして薪と薪割り道具を入れて手袋も引っ掛けて。
これも最後に外に持っていくときに同行してもらいましょう。
Soomloom【4】二次燃焼ファイヤーピット 税込7,999円
最後はsoomloomの二次燃焼ファイヤーピット。お値段は税込7,999円でした。
スペックを確認
まずはスペックを確認していきましょう。
スペック詳細
- 商品サイズ:長さ31.9 ×幅18.5 ×高さ24cm
- 収納サイズ:長さ31.9 x幅18.5x高さ9cm
- 材質:ステンレス鋼
- 商品サイズ:長さ31.9 ×幅18.5 ×高さ24cm
- 収納サイズ:長さ31.9 x幅18.5x高さ9cm
- 材質:ステンレス鋼
早速開封して組み立て
こちら現在は売り切れになっておりまして、ただ他の人気商品の流れを見ていてもおそらくまた再販になるのではないかと思います。
相変わらずsoomloomの製品はいい感じのケースに入っており、中には説明書。
ケース自体の中にクッションが入っています。
本体はとても洗練されたデザインに見えますが、重たいです。
本体重量4.9kgだそうで、二次燃焼ということで二重構造で作られてるでしょうから仕方がないですよね。
両サイドパネルを開いて、下に収納されていた2枚の同じパネルを両サイドの隙間に上からはめてネジで締めます。
ロストルのようなものは入っていませんが、底の部分がスライドして下から空気を取り込めるようになっています。
どのぐらい開けるとか調整ができます。外側のツマミを引くと底が閉じた状態になり、押すと開きます。
ただ灰受けがないので燃えカスを受け止めるシートは必須ですし、草木が生えてないような地面を選んで使わないといけません。
あと火かき棒も付いていました。
両方のパネルをはめないと五徳はつけられませんが、焚き火だけだったら片方を開けた状態でもカマド型のように使えそうですね。
※soomloomとしてはカマド型としての使用は推奨されていないようです。
面白いけど灰受けは欲しい。100円ショップで細長いステンレストレーとかを買ってきて下に入れればいいんじゃないでしょうか。
サイズ感と五徳の使い心地は?
よく燃えそうな燃焼室になっています。
側面にも吸気口と書いてありますが、ただ開けたまま固定ができません。
よく燃えなくてくすぶってきたなと思ったらここを開けると一気に空気が入り込むよっていうことなのでしょうか。
中の幅が13cm弱、横が30cm弱です。
コンパクトではあるけどとても目を引くデザインで重厚感もあり、よく燃えそうな組み立て式二次燃焼焚き火台ですね。
五徳は大きな鍋でも、そしてシェラカップのような小さなものでも真ん中の形状のところに置くと安定します。
2022年のDCMの焚き火台と比べるとちょっと小ぶりです。
二次燃焼口が上の方についています。そして組み立てはsoomloomの方がDCMより若干楽な感じがしました。
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収納性も考えられているので、パネルを下にはめ込むようになっていますし、さらにケースもコンパクトなサイズに収めてくれている。特徴的なデザインもあるので独自性もある面白い二次燃焼焚き火台じゃないかなと思いました。
片付けはネジを緩めてパネルを外します。
重ねて穴が空いているところに五徳をはめる。そしてケースに入れる。
やはり組み立ても収納も比較的楽なのでいいと思います。
それではこれがどんな燃え方をするのか楽しみなので、外で使用してみましょう!
紹介したsoomloom新作商品を実際に外で使用してみます
ここまでご紹介したsoomloomギアを携えて外にやってきました。
キャリーケースの実力は?
まずキャリーケースです。
かなりたくさんのものが入って、真ん中のゴム紐が支えてくれるのでまとまりがいい感じでした。
ただ、その反面大きなものを入れようとするとゴム紐をよけて入れないといけないので入れるものによってちょっと使い勝手変わるかもしれません。
ゴム紐はほどけば外れます。
全体的には丈夫な作りで使いやすいバッグかなと思いました。
ポールでタープを張ってみよう
そしてポールです。
結構ズシッと重たいですが、その分丈夫じゃないかと思うので最大の260cmまで伸ばしてみましょう。
260cmすごい長さですよね。3.5m四方のタープでここまでの高さには普段はしませんが、このまま張ってみます。
ちょっと重いTCのタープで3.5m四方のものを260cmのポールで張ってみましたが、かなりの高さです。
結構風に煽られてはいますが、さすがちょっと重いだけあってポールが弱いという感じは全然しません。
本来はこの高さにすることはないので220cmくらいでいいんじゃないかなと思うのでちょっと下げてみました。
むしろちょうどいいですね。
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あまりコンパクトなタープには向きませんが、ある程度の大きさ以上のタープなら様々なシチュエーションで使える丈夫で汎用性が高いポールだと思います。これで2本で4,000円切ってるって言うのはやはりお得感も強い。
二次燃焼ファイヤーピットに初火入れ
いよいよsoomloomの二次燃焼焚き火台を試してみたいと思います。
セリアで細長いステンレストレイが110円で買えたので灰受けにいいんじゃないかなと思い購入しました。
五徳を収納している隙間にこのトレーを入れると一緒に収納できそうです。
燃えカスが落ちても受けられると思います。
薪はコメリの23cm細割り薪だとちょうどいい感じで使えそうです。
35cmくらいの大きな薪だと立てかけるような感じになります。
では下の空気口は開けておいて火を入れていきましょう。
だんだん炎が大きくなって燃焼室の内部が高温になってきています。
ものすごい熱量で、少し離れているんですけどすごく熱い。やはりこの仕組みの焚き火台はよく燃える凄まじい炎です。
五徳を乗せてお湯を沸かしてみましょう。
やはり真ん中が置きやすい形状になってるのと、ある程度大きさがあれば2個同時に調理っていうのもできます。
調理用の五徳もとても使いやすいと思います。
最後に焚き火台の下を使ってみようかと思います。
先程のトレーにはやはり燃えカスが落ちている。
下の空気孔を閉じたいのですが、おそらく熱くなってるとステンレスが膨張して動かせなくなりますね。
だいぶ焦げちゃいましたが、美味しそうに焼けました。
焚き火台の下が相当高温なのでそれぐらい地面にダメージも与えてしまいます。
焚き火シートはもちろん、トレイとかも入れた方がいいと思いますし、くれぐれも草木が生えていないところでやらないとダメですね。
長い薪は入りませんが、その分コンパクトで燃焼効率もとてもいいので炎を楽しんだり調理をしたりまた寒い時期は暖を取るのにも有効な焚き火台だと思いました。
使った後は動きは固くなります。ただ完全に冷めると少し戻ったりしますのでこの辺はDCMの焚き火台の時と同じような感じかなと思います。
まな板でピザをカット!いただきます。
ピザに切れ目がついていましたが、あえてオピネルがあるのでカットしていきます。
高級感のあるまな板なのでフルーツなど置いてみました。
ピザは焦げたけどやはりこのまな板の上に置くと色鮮やかに感じます。
なかなか良いまな板でした。
まとめ
いかがだったでしょうか。
2023年のsoomloomの新製品4点をご紹介しました。
どれも結構ガチなクオリティで、しかし値段は低価格というこの辺がsoomloomならではの特徴だと思います。
というわけで今回も皆様のキャンプ道具選びの何かの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。