2021年夏にバルセロナを退団し、PSGに電撃移籍したリオネル・メッシ。
クラブの悲願であるUEFAチャンピオンズリーグ優勝のための切り札として獲得されたが、その期待には応えられず。最後は関係性が崩れてしまい、在籍2年で袂を分かつことになった。
そのメッシは、『beIN SPORTS』でこう話していたそう。
「パリに行ったのは、クラブのことを気に入ったからだった。
なぜなら、ロッカールームには友人や知り合い、代表でのチームメイトたちがいたからね。
クラブ自体がどうこうというよりも他のチームよりも適応するのがずっと楽だと思った。それもあのクラブに行く理由の一部だったんだ。
(フランスでの大変さ)
想像よりもはるかに適応するのが難しかったというのが事実さ。
ロッカールームには知り合いがいたし、彼らとの関係はあったとはいえ、新たな変化への適応は難しかった。
加入が遅れて、プレシーズンにも参加できなかった。新しい街に適応しなければならず、家族にとっても自分にとっても難しかった。複雑だったね」
「(望んだような終わり方にならなかったことについて)
その後、人々は自分に対して違う扱いをし始めた。
PSGファンの一部やそれ以外の大部分は最初と同じ扱いをしてくれたけれど、PSGファンとは絶縁があった。
自分には断絶を生み出すつもりはなかった。(PSGファンとの断絶は)以前にもネイマールやキリアン・エムバペにも起きたことだった。
僕をリスペクトしてくれた人達のことはずっとリスペクトし続ける。これは逸話だ」
知り合いが多かったことでPSG移籍を決断したというが、想像以上に困難だったという。
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期待されたほどの成果が出なかったことで態度を変えたファンとは絶交状態に陥ったことも認めていたそう。