「先生運び」息を合わせて 岩手県内高校、体育祭がピーク

体育祭競技の「先生運び」を楽しむ盛岡二高の生徒たち=23日、盛岡市上ノ橋町

 岩手県内で高校の体育祭がピークを迎えている。盛岡二高(鈴木広樹校長、生徒555人)では23日、教員を毛布に乗せてゴールを目指す恒例の「先生運び」を行い、生徒の笑みがはじけた。

 学級ごとに趣向を凝らしたそろいのTシャツを着て、球技やリレーなど多彩な競技に臨んだ生徒たち。一番の盛り上がりとなった先生運びでは、6人一組が息を合わせて駆け抜ける姿に歓声が上がった。

 新型コロナウイルス禍で近年は広いスペースを確保できる校外の施設で体育祭を行っていたが、4年ぶりに同校で実施した。

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