犬がシニア期を迎える前に経験しておきたいこと4選!より幸せな生涯のために

1.一緒に旅行に行く

高齢になった愛犬をいきなり旅行へ連れて行くことは心身共にダメージが大きいので、できれば愛犬がシニア期に入る前に一緒に旅行に行っておくことをオススメします。

犬は大型犬か小型犬かによって差があるものの、だいたい8歳頃からシニア期に入ります。

シニア期に入った犬は視力や聴力が衰えたり、関節に痛みが出て動きが鈍くなったりなどの症状が現れます。体力的にも長距離の移動や知らない場所へ行くことが辛くなってくるはずです。

若い頃に旅行を経験していれば、高齢になっても健康であれば近場に旅行することはできるでしょう。

愛犬との旅行はとても楽しく、犬にも刺激を与えることができます。ここ数年でペットと泊まれる宿泊施設は増えているので、ぜひ愛犬と一緒に旅の思い出を作ってみてくださいね。

2.ペットホテルで預かってもらう

シニア期に入る前に、愛犬にはペットホテルでのお泊りを何度か経験してもらいましょう。

「ホテルに預けるなんて可哀想」と思うかもしれませんが、飼い主が入院するとなれば犬はどこかに預けなくてはいけません。友人や親戚に預かってもらえると思っていても、預け先の都合が悪ければ犬をペットホテルに預けざるを得なくなりますよね。

高齢になってから初めてペットホテルに預けるとなった場合、犬はとても不安でストレスも大きくなってしまいます。

しかし、若い頃に何度かペットホテルを経験しておけば、犬のストレスも幾分かマシになるはずですし、飼い主も安心です。犬自身が入院する時の練習にもなるので、まずは一時預かりからペットホテルを利用してみましょう。

3.飼い主以外の人と触れ合う

愛犬には、できるだけ飼い主以外の人とたくさん触れ合わせておきましょう。

高齢になるまで飼い主以外の人と触れ合わずに育った犬は警戒心が強く、人に吠えたり触ろうとすると嫌がる傾向にあります。

若いころは問題がなくても、高齢になれば動物病院に通って治療を受けることも増えてくるので、人に慣れておくことはとても大切です。多くの人と触れ合えば良い刺激になりますし、フレンドリーな犬になることができるでしょう。

4.思いきり走る

愛犬が若くて元気なうちに、外で思いっきり走らせておくのがオススメです。

シニア期に入ると犬は関節に痛みが出たり、体力的にも思いっきり走ることが難しくなってしまいます。元気いっぱい走ることができるうちに、ドッグランや広い原っぱなどに連れて行って走らせてあげましょう。

犬は走ることが大好きなので、思い切り走ることでストレスの発散にもなります。ただし、走るのを嫌がる犬も時々いますので、無理はさせないようにしてくださいね。

まとめ

犬がシニア期を迎える前に経験しておきたいことをご紹介しました。

犬の寿命は大型犬で10年ほど、小型犬で15年ほどだといわれています。高齢になっても元気な犬はたくさんいますが、多くの犬にとって元気いっぱいに走り回り、好奇心旺盛に物事を吸収できる時期は8歳~10歳頃まででしょう。

愛犬が高齢になってから「もっと色んなことを経験させておけば良かった…」と後悔しないように、さまざまな経験をさせることで豊かで幸せな生涯を送らせてあげましょう。

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