コールマン『インフィニティチェアマックス』で極上のリラックス体験!進化した機能を徹底レビュー

Coleman(コールマン)の『インフィニティチェア』は、キャンプではもちろん、サウナや天体観測など幅広いシーンで人気を集めるリクライニングチェアです。2023年、インフィニティチェアに新機能を搭載した『インフィニティチェアマックス』が登場しました。今回は実際にインフィニティチェアマックスを使ってみた筆者が、従来のインフィニティチェアから進化したポイントや使用感、座り心地などを徹底レビューします。

究極にリラックスできるアウトドアチェア!コールマン『インフィニティチェアマックス』の概要

筆者撮影

Coleman(コールマン)『インフィニティチェアマックス』は、「さらに一段上、究極のリラックス体験」というコンセプトのもと、2023年に新登場した折りたたみ式のアウトドアチェア。

【スペック】

  • サイズ:通常時/約89×89×165、最大時/約165×89×145cm、座面幅/約46cm、座面高/約50cm、収納時/約26.5×69×90cm
  • 重量:約11.5 kg
  • 耐荷重:約100kg
  • 素材:ポリエステル、スチール、天然木、ポリプロピレン

2018年に発売されて以来、キャンパー・アウトドア愛好家・サウナーなどの間で人気を集める『インフィニティチェア』の進化モデルで、新機能としてサンシェードやカーフクッションなどがプラスされているのが特徴です。

筆者撮影

さらに、インフィニティチェアの専用アクセサリーとしてオプション販売されていた『カップホルダー IC』が、インフィニティチェアマックスには標準で付属しています。

画像:コールマン提供

カップホルダーを取り付ければ、手元にドリンクやスマートフォンなどを置いておけます。タブレットや本がおけるスリットもついていて、非常に便利ですよ。

なお、フルリクライニング機能や座面の大きさなどは従来のインフィニティチェアから変わっていませんが、アームレストが天然木製に変更されています。

筆者撮影

より快適な座り心地・使い心地を追求して進化したモデルであるため、「とにかく快適なチェアがほしい」という人にぴったりです。

コールマン『インフィニティチェアマックス』はココがスゴイ!進化したポイントをチェック

ここからは、従来のインフィニティチェアから進化したポイントを中心に、インフィニティチェアマックスの機能や使い心地をレビューしていきます!

やっぱりフルリクライニングがスゴイ!角度調整もできて超便利

筆者撮影

コールマンのインフィニティチェアといえば、「フルリクライニングできる」「無段階で好みの角度にリクライニングできる」といった点が特徴ですよね。

このリクライニング機能はインフィニティチェアマックスにもそのまま引き継がれており、従来と同様に快適な座り心地を堪能できます。

筆者撮影

実際にフルリクライニングを試してみると、足の位置が腰より高くなり、体が浮いているような不思議な寝心地です。

「逆に疲れるのでは?」と思ってしまうような姿勢ですが、ストレスフリーでリラックスできますよ。「快適すぎて人をダメにする椅子」「サウナの最強ととのい椅子」などと称されているのにも頷けます。

リクライニングの角度を変えるときは、左右のアームレスト下部に付いている2つのロックレバーを引き上げ、座ったままの姿勢で体を倒したり、起こしたりすることで調節できます。

筆者撮影(アームレスト下部のロックレバー)

角度の調節後は、両方のロックレバーを下げ、リクライニングをしっかり固定させます。

筆者撮影(ロックレバーを下げるとリクライニングを固定できる)

[ 画像が省略されました ]

ロックを忘れるとリクライニングが不安定になるので注意が必要です。

角度調節が可能なチェアは、段階式になっているものが多いですが、インフィニティチェアは無段階で好みの角度に微調整可能です。

カーフクッションがスゴイ!足腰への負担が軽減されて楽チン

筆者撮影

インフィニティチェアマックスには、従来のインフィニティチェアにはなかった新機能である「カーフクッション」が装備されています。

カーフクッションは足首からふくらはぎあたりまでをカバーできるクッションで、上下にスライドして好きな位置に調節できます。

筆者撮影(カーフクッション)

このカーフクッションが1つあるだけで、足腰に負担がかかりにくくなり、快適さが劇的に変わるから不思議です。

筆者撮影

また、ヘッド部分には従来のインフィニティチェアと同じクッションが付いていて、カーフクッションと同様に上下にスライドさせて位置を調節できます。

筆者撮影(ヘッド部分のクッション)

ヘッド部分のクッションは、下の位置に調節すると、腰あてクッションとしても使えますよ。

筆者撮影

[ 画像が省略されました ]

使う人の体型や気分に合わせて、2つのクッションの位置を変えられるのはうれしいですね。

天然木製のアームレストがスゴイ!おしゃれで手触りも◎

筆者撮影

アームレストの素材が従来のインフィニティチェアから変更され、天然木製となっているのもインフィニティチェアマックスの特徴です。

筆者撮影(天然木製のアームレスト)

天然木製のアームレストは見た目がおしゃれな上、手ざわりや質感も良いですよ。

インテリアやアウトドアの景観になじみやすいのも美点です。

サンシェードがスゴイ!日焼け防止やプライベート空間の確保に便利

筆者撮影(サンシェード)

インフィニティチェアマックスにはサンシェードもついており、こちらも従来のインフィニティチェアにはなかった機能です。

サンシェードは日差しをシャットアウトし、日焼けを防止したり、まぶしさを軽減したりするのに役立ちます。

使い方はとても簡単で、シートの背面に格納されているサンシェードを跳ね上げ、前方に倒すだけ。

筆者撮影(シートの背面に格納されているサンシェード)

[ 画像が省略されました ]

サンシェードは上げるときに大きく開くので、広いスペースが確保できるところで設置しましょう。

筆者撮影(サンシェードを前方に倒す)

このサンシェードがスゴイのは、角度を自在に変えられるところです。

使用場所や太陽の角度にあわせた角度で、しっかり日差しをカットできるのが便利ですね。

筆者撮影(サンシェードの角度を自在に変えられる)

さらに、サンシェードに付属しているシートを垂れ下げることで、顔の日焼けを防止できるほか、周りの視線も気になりません

筆者撮影(サンシェードのシート部分)
筆者撮影(サンシェードのシートを使用した状態)

シートが顔の前にあると邪魔に感じるかと思ったのですが、顔にあたることもなく、ほど良いスペースが空いているので、圧迫感もありませんでした。

目をつぶっていれば目の前のシートはまったく気になりませんし、アウトドアで昼寝中の寝顔を隠すことができて便利ですね。

筆者撮影

また、サンシェードとシートを使用することで、ヘッド部分のクッションに熱がこもるのを防げます。

インフィニティチェアマックスは通気性に優れたメッシュ生地が使われており、基本的には熱を吸収しにくい設計です。しかし、クッション部分は中綿が入っているために、日差しがあたると熱がこもってしまいます。

実際にインフィニティチェアマックスを太陽の下で使用し、クッションの日光があたっている部分に触れてみると熱を感じました。一方で、サンシェードとシートで日陰になっている部分に触れてみると、日光があたっている部分よりも明らかに表面温度が低くなっていました。

筆者撮影

暑さ対策もできるため、日差しが気になる夏キャンプ・ビーチ・屋外プールなどにもうってつけですね。

標準装備のカップホルダーがスゴイ!リラックスタイムの必需品を手元に置ける

画像:コールマン提供

先述のとおり、インフィニティチェアマックスには専用のカップホルダーが付属します。

カップホルダーは、チェアのフレーム部分に取り付けて使用するもので、ミニテーブルのような形状です。

リラックスタイムには欠かせないドリンク・スマートフォン・タブレットなどを収納できるホルダーが付いており、必要なときにサッと手に取れますよ。

なお、チェアを折りたたむときは、先にカップホルダーを取り外すのを忘れないようにしましょう。

カップホルダーを取り外したら、あとはパタンと折りたたむだけ。

筆者撮影(折りたたんだ状態)

インフィニティチェアマックスはフレーム一体型なので、後片づけもセットアップもわずか3秒ほどで完了します。

右のアームレスト側には持ち運びに便利な持ち手が付いており、持ち手を使うとフレームが広がらず安全に持ち運べますよ。

多機能なコールマン『インフィニティチェアマックス』があればどんな場所もリラックス空間に変身!

筆者撮影

コールマンのインフィニティチェアマックスは、従来モデルの上質な座り心地はそのままに、カーフクッションやサンシェードなどがプラスされて、機能性・快適性がさらにアップした秀逸なチェアです。

折りたたんで持ち運べるので、屋内・屋外を問わず好きな場所に設置して、心身ともにリラックスできます。

キャンプやビーチといったアウトドアシーンはもちろん、自宅のリビングや庭、ベランダなどでも活用して、究極のリラックス体験をしてみてはいかがでしょうか。

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