イーグル直後のボギーから後退 畑岡奈紗「一番やっちゃいけないミス」

パーオン率は61.11%にとどまり、パッティングに負担もかかった(撮影/中野義昌)

◇海外女子メジャー◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 2日目(23日)◇バルタスロールGC(ニュージャージー州)◇6621yd(パー71)

午前組の畑岡奈紗がプレー中、雨が降り出したのは7番(パー5)のセカンド地点。急いでレインウェアを羽織って打ったショットでグリーンの左エッジまで運び、10mほどをパターで沈めるイーグルを決めた。

2番の3パットボギー先行から反撃に転じるきっかけとなりそうなビッグプレーの直後、8番でボギーを喫した。右奥ピンのショートサイドとなる右バンカーに入れたとあって「一番やっちゃいけないミス。そういったところで流れを切らしている」と悔しがる。

雨でつかまえきれないショットも(撮影/中野義昌)

後半15番からの2連続ボギーで「73」と落として通算3オーバー。最終18番は2オンも狙えるパー5。打ち上げのグリーンエッジまで217ydと3Wを握りたいシチュエーションで「きょうの“流れ”的に(3Wが)うまく当たっていない」とレイアップに切り替えた。ボールのライが沈んでいるように見えたこともあっての判断だったが、刻んだ2打目も想定よりわずかに距離が出て3打目をピンに絡めきれず。パーでのフィニッシュとなった。

首位と8打差で迎えるメジャーの週末。「きょう落としてしまって残念な気持ちはありますけど、しっかり残り2日間、伸ばして終わりたい」と顔を上げて臨む。(ニュージャージー州スプリングフィールド/亀山泰宏)

しっかりと予選は通過。週末に爆発できるか(撮影/中野義昌)

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