新聞記事から将来の仕事考えよう 山陽会とクラブンが親子向け催し

スクラップした新聞記事から興味のある仕事について調べる参加者

 山陽新聞販売所でつくる協同組合山陽新聞山陽会と、文具店「うさぎや」を展開するクラブン(倉敷市笹沖)は24日、うさぎや岡山店(岡山市北区今)で、新聞記事を使って将来の仕事を親子で考えるワークショップを開いた。

 午前と午後の2回で小学生と保護者ら計16人が参加。山陽新聞販売所の若手所長らでつくる青年山陽会が作製した「親子で10分! 新聞でつくる仕事図鑑」を活用した。参加者は関心のある記事をスクラップして仕事を選び、将来の「やりたい度」を点数化したり、どんな勉強をすれば、その仕事に就けるかを調べたりした。

 井原市青野町でブドウが初出荷されたとの記事をスクラップした倉敷市立菅生小4年女子(9)は「おじいちゃんがブドウを作っていて、自分も将来したいと思っている。ブドウを作って売るまでに多くの仕事が関わることが分かり、参考になった」と話していた。

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