”美”を追求した、スケルトンUSB-CケーブルをNOTHINGが発表 開発には多大な時間と努力も

イギリスの新興テック企業のNothing Technologyは21日、スケルトン仕様のUSB-C「Nothing Cable C-C」を発表し、ケーブルのティザーイメージを公開した。

同社は過去にも”中身が透けて見える”というスケルトンデザインを貴重としたガジェットを多数発売しており、ワイヤレスイヤホンの「Ear」シリーズやスマートフォン「Phone(1)」を日本国内でも展開していた。本年夏にはPhone(1)の後継版スマートフォン「Phone(2)」の投入も予告されている。

そんな同社から発表されたUSB-Cケーブルだが、見ての通り通常白や黒の有色プラスチックで覆われている部分が透明になっており、中身の鉄端子部分が透けて見える仕様に。端子部には「NOTHING」と企業ロゴが刻印されている。耐久性にも優れているとのことで、曲げテスト16,000回に塩水噴霧試験・耐電流など25以上のテストを行ったという。

このケーブルの発表に際し、ツイートでは画像とともに製作の経緯などが記載されており、製造にあたっては多大な努力と時間がかかったことが伺える。当初、本来2022年夏に発売されたPhone(1)ど同時期の発売を予定したとのことだが、同社が設計した20以上の設計コンセプトに対してパートナーから「製造が難しい」と拒否されたと説明。業界初の成形プロセスのもと製品化を達成したという。

なお、現時点で発売時期等は未定。

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