AR技術で小学生が浸水被害を疑似体験 南部小学校で体験型防災授業/鎌ケ谷市

AR技術で小学生が浸水被害を疑似体験 南部小学校で体験型防災授業/鎌ヶ谷市

 AR技術などを活用して災害を疑似体験する「体験型防災授業」が6月24日、千葉県鎌ケ谷市の小学校で開かれました。

 「体験型防災授業」は子ども達に正しい防災や減災の知識を身に付けてもらうとともに、将来、災害から地域を守る担い手になってもらおうと、NTT東日本千葉西支店が企画したものです。

 参加したのは鎌ケ谷市立南部小学校の6年生児童32人です。

 児童らはまず、地元で過去にどんな災害が発生したか、など災害の内容や特徴を体験した人から話を聞いた後、現実世界にCG映像などを合成することで実際にあるように見える技術・AR技術を用いた仮想映像で災害を疑似体験しました。

 映像を見た児童たちは、自分がいる体育館が見る間に水浸しになっていく状況を体験し、恐ろしさを感じるとともに正しい防災、減災の知識を身に付ける大切さを学びました

© 千葉テレビ放送株式会社