【速報】北朝鮮、国内ではスポーツ振興 国際大会出場は依然不透明

 北朝鮮の首都・平壌で「オリンピックデー」の23日、記念のジョギング大会が開かれた。北朝鮮は最近、国内でのスポーツ行事を活発に行っている。一方、新型コロナウイルス対策を理由にした厳格な出入国管理を続けており、国外で開かれる国際的な競技大会の出場準備は進めているものの、国際大会に実際に出場する見通しは立っていない。
 23日の行事では北朝鮮オリンピック委員会(NOC)委員長の金日国体育相が、五輪には「より平和で美しい世界をつくるという理念と使命」があると強調した。行事には五輪や世界選手権のメダリストも参加した。
 北朝鮮は今月キューバのハバナで開催された重量挙げのグランプリ大会にエントリーしていたが、選手を送らなかった。中国浙江省杭州で9月に開幕するアジア大会にも出場登録をすませているが、実際に選手団を送るかどうかは不透明だ。

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