ANNに初登場の異色の2人組 HANDSIGNの経歴

毎週週がわりのパーソナリティーが担当しているニッポン放送「オールナイトニッポン0(ZERO)」(土曜深夜3時)に、ボーカル&手話パフォーマーとして注目されている男性2人組・HANDSIGNが7月1日に初登場することを、各メディアが報じた。

番組のタイトルは「HANDSIGNのオールナイトニッポン(ANN)0(ZERO)」。SHINGOとTATSUの2人組で、歌・ダンス・手話を融合し、バリアフリーの新しいパフォーマンスを展開。結成18年にして、2時間の生放送は初めてだという。

SHINGOは「リスナーの皆さんと“一緒に”ステキな夜をつくりましょう」、TATSUは「僕は完全夜型、むしろ深夜人間なので、深夜の生放送でしゃべれることが楽しみでしかありません!」とそれぞれコメントしている。

もともと、NYアポロシアターで開催されたエンターテインメントの登竜門「アマチュアナイト」で優勝。2018年9月メジャーデビューを果たし、聞こえない人のオリンピック、デフリンピックの公式応援テーマソングを日本で初めて担当。

2019年実話プロジェクト第三弾「声手」をリリース。ローマ教皇来日テーマソングの手話振付を担当。ディズニー映画「アナと雪の女王2」のメイン楽曲タイアップ動画で手話パフォーマンスを制作した。

20年8月に「青年版国民栄誉賞」のグランプリを受賞し、「内閣総理大臣奨励賞」、「NHK会長奨励賞」を受賞。

21年1月、実話を基に制作されたラブソング「僕が君の耳になる」のMVがYouTubeで再生回数1000万回を突破し、この楽曲がフジテレビの「奇跡体験アンビリバボー」で特集された。

昨年には日本で初めて「夏フェス×手話」を開催。メジャーアーティストやお笑い芸人などのパフォーマンスに全て手話を付け話題になっていた。

「今年はさらに日本での知名度や人気がアップしそうで、今後、各局の歌番組や大みそかの紅白からのオファーがありそうだ」(芸能記者)

ANN放送後の反響が注目される。

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