[サッカーJ1・アルビレックス新潟]好機つくるも白星もゴールも遠く… 柏と0-0、5試合勝利なし15位に転落

柏-新潟 前半、ボールを前線に運ぶ新潟のMF星雄次(右)、FW鈴木孝司=三協F柏

 アルビレックス新潟はJ1第18節第1日の6月24日、三協フロンテア柏スタジアムで柏と対戦し、0-0で引き分けた。リーグ戦今季4度目の連敗は回避したものの、5試合勝利なしとなった。通算成績は4勝6分け8敗の勝ち点18で、15位に転落した。

 新潟は要所でチャンスをつくったが、無得点のまま柏と引き分けた。

 立ち上がりから、守備ラインの背後を狙った。前半38分にロングボールで進入したMF小見洋太がシュートを打つなど、好機はあったが、得点できなかった。

 後半も11分、29分と小見が狙ったが、枠を捉えず。終盤は相手に押し込まれる時間が増えた。31分、ロスタイムとGK小島亨介がシュートを防ぎ、相手にもゴールは割らせなかった。

 柏は最下位を脱出。J1は他に7試合が行われ、首位の横浜Mはエウベルのゴールで広島に1-0で競り勝ち、5連勝で勝ち点39とした。前節2位の名古屋はFC東京に0-2で敗れ、連勝が4で止まって同35のまま。クラモフスキー新監督が率いたFC東京は連敗を3で止めた。

 新潟の次節は7月1日午後6時から、デンカビッグスワンで広島と対戦する。

◎GK小島亨介の話 ここ最近、複数失点が続いていた中でチーム全体でいい守りができた。ただ、ピンチはあったので、未然に防ぐことができれば完璧だった。

◎松橋力蔵監督の話 選手は最後まで勝ち点3を取るという意思と覚悟を持って戦ってくれた。攻撃では、誰が見ても外さなければゴールというシーンはつくれていない。(反省点を)次節につなげていきたい。

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