首位の町田、2位大分はどちらもドロー…勝ち点3の東京V、長崎が追い上げる【明治安田J2第22節】

24日、明治安田生命J2リーグ第22節の8試合が各地で行われた。

リーグ首位のFC町田ゼルビア(勝ち点46)は、アウェイで18位水戸ホーリーホック(勝ち点23)と対戦。ボールを保持する町田が序盤から水戸ゴールを攻め立てた。8分、ミッチェル・デュークの強烈なミドルシュートが枠を捉えたが、これはGK春名がストップ。37分には混戦から平河がネットを揺らしたが、オフサイドの判定でノーゴールとなった。

耐えていた水戸だが、後半に入ってからゴールを許す。47分、GKポープのパントキックから町田がカウンターを発動。最前線のエリキにゴールが届くと、エリキがGK春名もかわしてシュートを流し込んだ。

しかし、65分に水戸の梅田がボックス手前からドライブ気味のボレーシュートを放つと、これがクロスバーに当たりながらゴールに吸い込まれる。終盤にも水戸が町田ゴールに迫ったが、試合は1-1のドローで終了。追いつかれた町田は勝ち点「1」を積み上げるに留まった。

2位の大分トリニータ(勝ち点40)は、17位ジェフユナイテッド千葉(勝ち点24)とのアウェイゲームに臨んだ。前半には大分の安藤がクロスバー直撃のシュートを放つシーンもあったが、こちらも0-0で試合を折り返す。

後半に入ると、60分に大分がPKを獲得し、野村が落ち着いてゴール左に決める。ところが、試合終盤の89分、大分の野村がボックス内でハンドを取られ、今度は千葉がPKを獲得。キッカーを務めた見木がゴール左に思い切り蹴り込み、こちらも1-1のドローで試合を終えた。

上位陣で勝利をあげたのは3位の東京ヴェルディ(勝ち点37)と4位のV・ファーレン長崎(勝ち点35)。東京Vはモンテディオ山形(勝ち点29)相手に0-2の勝利を収め、つまずいた2位大分に迫る。長崎はツエーゲン金沢(勝ち点24)に5-1で大勝。5位のヴァンフォーレ甲府(勝ち点35)がファジアーノ岡山(勝ち点29)との一戦をゴールレスドローで終えたため、長崎と甲府の勝ち点差が「2」広がっている。

◆明治安田生命J2リーグ第22節

6/24

ブラウブリッツ秋田 1-3 藤枝MYFC

水戸ホーリーホック 1-1 FC町田ゼルビア

栃木SC 0-0 レノファ山口FC

大宮アルディージャ 1-5 いわきFC

ヴァンフォーレ甲府 0-0 ファジアーノ岡山

モンテディオ山形 0-2 東京ヴェルディ

ジェフユナイテッド千葉 1-1 大分トリニータ

V・ファーレン長崎 5-1 ツエーゲン金沢

6/25

《18:00》

ベガルタ仙台 vs 徳島ヴォルティス

《19:00》

ロアッソ熊本 vs ジュビロ磐田

《19:30》

ザスパクサツ群馬 vs 清水エスパルス

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