【浦和】迫力欠く川崎戦のドローに大ブーイング。荻原拓也「当然だと受け止めています。この試合に懸ける思いをサポーターから感じていました」

３試合連続で引き分け。ゴールはこの日の関根貴大のロングシュートのみ。

[J1 18節]浦和 1-1 川崎／2023年6月24日19:30／埼玉スタジアム

J1リーグ18節、浦和レッズ-川崎フロンターレ戦は、局面での強度とテクニックは高かったが、肝心なファイナルサードでの迫力を欠き、関根貴大のロングシュートとGK西川周作のオウンゴールで1-1の引き分けに終わった。

浦和はこれでリーグ戦、３試合連続ドロー。関根の今回の１ゴールしか奪えず、決定的なチャンスの数も限られている。

しかも数的優位に立ちながらも畳みかけることができず。加えて、展開的にもなかなか引き締まらなかった。そうした内容に、この日の試合後は、埼スタで大きなブーイングが起きた。

たくさんの拍手も送られていたが、今回は南ゴール裏やバックスタンドからもブーイングが聞かれた。

そうしたファンとサポーターの反応に、この日、左サイドバックで先発し、途中からサイドハーフに入ってフル出場した荻原拓也は「当然だと受け止めています」と真摯に受け止めていた。

「あれだけ試合前からサポートしてもらって……。この試合に懸ける思いをサポーターから感じていました。それはしっかりと受け止めます」

そのように荻原は悔しそうに語った。

また、マチェイ・スコルジャ監督は試合後の記者会見で「この試合の悪いこととして、もしかすると、二人の重傷者が出たかもしれません」として、荻原の名前を挙げていた（もう一人は明本考浩）。その件について問われると、レフティは「それはこれからです」と明言を避け、改めて精密検査を受けるということだ。

浦和はこのあとミッドウィークとの連戦が組まれ、28日にホームでの湘南ベルマーレ戦、７月１日にアウェーでのサガン鳥栖戦に臨む。