対日戦勝と名称変更法案に署名 プーチン氏「非友好策」に対抗

 タス通信は24日、ロシアのプーチン大統領が、同国で「第2次大戦終結の日」とされてきた9月3日を「軍国主義日本への勝利と第2次大戦終結の日」に名称変更する法案に署名したと伝えた。

 ウクライナ侵攻に伴って対ロ制裁を科した日本の「非友好的政策」への対抗措置の一つとして、昨年6月にプーチン政権与党議員らが法案を提出。侵攻後に「日本が欧米に同調し、現代の日ロ関係で前例のない非友好的キャンペーンを始めた」と主張している。

 法案は今月20日に下院、21日に上院を通過した。(共同)

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