ロイヤルズ・ライルズがついに今季初勝利 開幕11連敗がストップ

【ロイヤルズ9-4レイズ】@トロピカーナ・フィールド

ロイヤルズは2回までに4点を先制される苦しい展開となったものの、3回表に3点、4回表に4点を奪って逆転に成功。メジャー最高勝率を誇るレイズを9対4で破った。ロイヤルズ先発のジョーダン・ライルズは6回8安打4失点で今季初勝利をマークし、自身の開幕11連敗と登板15試合全敗がようやくストップ。レイズ先発のヨニー・チリノスは6回途中9安打8失点と打ち込まれ、3敗目(3勝)を喫した。

初回にワンダー・フランコの9号ソロとジョシュ・ロウのタイムリー二塁打で2点を先制されたロイヤルズは、2回裏にもフランコとルーク・レイリーの連続タイムリーで2点を失い、4点のビハインドに。しかし、3回表にドリュー・ウォーターズの3号ソロなどで3点を返すと、4回表にはフレディ・ファーミンの4号3ランとボビー・ウィットJr.のタイムリー二塁打で4点を奪い、7対4と逆転に成功した。6回表に1点を追加し、8回表にはエドワード・オリバレスがダメ押しの6号ソロ。リリーフ陣は3イニングを無安打無失点に抑え、9対4で勝利した。

ロイヤルズ先発のライルズは「開幕から15試合連続で自身の先発時にチームが敗れる」というライブボール時代(1920年以降)のメジャーワースト記録を樹立していたが、ついにその不名誉な記録がストップ。打線の援護にも助けられ、今季初勝利をマークして開幕11連敗も止まった。昨季はオリオールズで12勝を挙げ、今季から2年1700万ドルでロイヤルズに加入。投球イニング自体はキャリアハイのペースで積み重ねており、ここから勝ち運にも乗っていきたいところだ。

The post ロイヤルズ・ライルズがついに今季初勝利 開幕11連敗がストップ first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.