特産「手延べそうめん」を多彩なメニューで! 南島原で7月からキャンペーン

モッツァレラチーズと地元産タコを使った「イタリアン風そうめん」=南島原市口之津町、マルサラ

 南島原市は特産の島原手延べそうめんをPRするイベント「南島原そうめん鉢 夏のキャンペーン」を7月1日から開催。8月31日までの期間中、市内40の飲食店で特製の鉢に盛った各店オリジナルのそうめん料理を「そうめん鉢メニュー」として提供する。
 全国2位の生産量を誇る手延べそうめんの消費拡大につなげようと2009年に始まった。夏定番の冷やしそうめんのほか、モッツァレラチーズと地元産のタコを使ったイタリアン風そうめん、カレー風味そうめん、アラカブそうめんなど多彩。盛り付ける波佐見焼の鉢には島原キリシタン文化の象徴「花クルス(十字)」があしらわれている。
 参加店舗で料理を注文し「#南島原そうめん鉢」のハッシュタグ(検索目印)を付けて交流サイト(SNS)に投稿すると、5千円相当の市特産品の詰め合わせや地域電子通貨「MINA(ミナ)コイン」が計100人に当たるキャンペーンなども実施している。
 市商工観光課の池田和樹さんは「夏にピッタリのおいしいそうめん料理を食べに南島原にきてほしい」と話している。詳しくはインターネットで「南島原そうめん鉢」で検索。市商工観光課(電0957.73.6633)。

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