ギリシャ前首相続投の公算 議会再選挙、過半数の勢い

ギリシャ前首相で新民主主義党の党首を務めるミツォタキス氏=23日、アテネ(ゲッティ=共同)

 【アテネ共同】ギリシャで25日、議会(一院制、定数300)の再選挙が行われた。即日開票され、同日深夜(日本時間26日午前)にも大勢判明の見通し。5月の1回目の選挙で第1党となった中道右派「新民主主義党(ND)」が過半数を獲得する勢い。党首を務めるミツォタキス前首相が2期目の政権を樹立する可能性が高まっている。

 選挙は比例代表制。民放スカイTVが22日に報じた世論調査ではNDが162議席を獲得する見込み。最大野党の急進左派連合(SYRIZA)が56議席、全ギリシャ社会主義運動(PASOK)が33議席などとなっている。

 NDは2019年の総選挙で政権を奪取した。

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