5人死亡現場で取り締まり 北海道警、発生1週間

事故現場付近の道路で行われた北海道警による速度違反の取り締まり=25日午前、北海道八雲町

 北海道八雲町の国道でトラックが都市間高速バスに衝突し5人が死亡した事故から1週間となった25日、道警は現場付近で速度違反の取り締まりを実施し、町内の関係団体とともに安全運転を呼びかけた。事故現場に花束を持参し、手を合わせる人の姿もみられた。

 警察官は「可搬式速度違反取り締まり装置」を使用。走行する車に向けて電光掲示板に「いのちだいじに」「安全運転」と表示したり、関係者が「スピードダウン」などと書かれた旗を振ったりして注意を促した。多くの車が減速していた。

 事故は18日午前11時55分ごろ発生。トラックとバスの運転手、バスの乗客3人の計5人が死亡し、乗客12人が負傷した。

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