24日に後期が開幕した四国アイランドリーグpulsは、2戦目の25日、愛媛県新居浜市内で愛媛－高知の試合が行われ、愛媛が劇的な勝利を収めました。
24日の後期開幕戦は黒星スタートとなった愛媛MP。
まず後期1勝をあげて勢いをつけたい愛媛の先発ピッチャーは、田島和礼。
しかし初回、ランナー1人を背負って高知の4番・嶋村麟士朗がホームラン。
いきなり2点を失います。
そして3回には、1アウト2・3塁と再びピンチを迎えますが、愛媛のレフト・浅井玲於が好返球でチームを救います。
4回にも1点を失い、3点ビハインドで迎えた5回の愛媛の攻撃。
1アウトランナーなしから、8番・宇都宮葵星がセンター前ヒットで出塁すると、俊足を生かして2塁へ。
この後2アウトとなりますが、1番・漆原幻汰がレフト前へ運び、1点を返します。
その後は両チーム無得点で迎えた9回裏。
愛媛の先頭・押川魁人がフォアボールを選ぶと、高知のピッチャーの制球が定まらず満塁のチャンスを迎えます。
ここでキャプテン・山崎雅史のタイムリー内野安打で1点差に詰め寄ります。
なおも2アウトランナー満塁で3番・河野聡太が押し出しフォアボールを選び、同点に追いつきます。
劣勢から一転、サヨナラのチャンスを迎えた愛媛は代打・三上愛介。
打ち取られたあたりでしたが、相手の守備のミスで3塁ランナーが生還。
最後まで集中力を切らさなかった愛媛が、劇的な勝利を収めました。
