“信頼できる先輩”に敗れ涙 岩井明愛「また戦いたい」

ホールアウト後は涙を流した(撮影/大澤進二)

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 最終日(25日)◇カメリアヒルズCC(千葉)◇6650yd(パー72)◇曇り(観衆2536人)

「全部出し切りました。ただ途中で自分のミスもあったので、練習しかないと思います」

岩井明愛は首位から出て5バーディ、2ボギーの「69」でプレー。申ジエ(韓国)と並ぶ通算13アンダー首位でホールアウトした。

18番(パー5)でのプレーオフ1ホール目。3打目で申に先に1.5mにつけられた。自身は右ラフからグリーンオーバー。4打目のアプローチもカップの左をすり抜けた。申にバーディパットを決められて勝負あり。ツアー2勝目を逃した。

「いろいろ悩みを聞いてもらったり、信頼できる先輩だったので、悔しい気持ちもありますけど、申ジエさんが勝って自分もうれしい気持ちはあります」。岩井千怜、山下美夢有と戦った5月「RKB×三井松島レディス」に続く2度目のプレーオフだったが、またしても悔し涙を流した。

「今回は負けてしまいましたが、またチャンスがあれば、申ジエさんと戦いたい」と2週連続、今季4度目の2位にもすぐに気持ちを切り替えた。

次週の国内ツアー「資生堂 レディスオープン」(神奈川・戸塚CC西コース)を経て、2週後の海外メジャー「全米女子オープン」(カリフォルニア州・ペブルビーチGL)を控えるだけに調子をあげていきたい。(千葉県袖ケ浦市/玉木充)

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