古里の思い出や近況語り合い交流 東海岡山県人会が総会・懇親会

県出身者らが交流を深めた東海岡山県人会総会・懇親会=名古屋市

 愛知県やその近隣で暮らす県出身者らでつくる東海岡山県人会は25日、名古屋市のホテルで2023年度総会・懇親会を開き、会員ら約70人が古里の思い出や近況を語り合い交流を深めた。

 今城良悟会長(73)=倉敷市出身=が高校駅伝や高校サッカーでの全国制覇、都道府県対抗女子駅伝など岡山スポーツの活躍に触れ「県人会活動を通じて岡山県を応援し、県と東海地方との連携も強めていきたい」とあいさつ。横田有次副知事が西日本豪雨の復興状況、11月の伝統的工芸品月間国民会議全国大会、来春の全国植樹祭といったイベントなどを紹介した。

 出席者は岡山の食材を使った料理や地酒、ブドウなどを味わいながら歓談。開学30周年を迎えた県立大の沖陽子学長、備前、高梁、玉野、瀬戸内市長らの近況報告もあった。

 東海岡山県人会は1946年発足。年1回の総会を重ねていたが、新型コロナウイルスの影響で、今回は2019年度以来4年ぶりの開催。

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