【速報】笹生優花は首位タイの通算7アンダーで競技終了 結果は後続次第

笹生優花(撮影/中野義昌)

◇海外女子メジャー◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 最終日(25日)◇バルタスロールGC(ニュージャージー州)◇6621yd(パー71)

2021年「全米女子オープン」以来の海外メジャー2勝目のかかる笹生優花が通算7アンダー、首位と並んでホールアウトした。

最終日は首位と5打差8位から出て、最終組の2組前でプレー。前半アウトは7番のバーディのみと通算3アンダーで終え、雷雲接近による中断に入り、約2時間後の競技再開から猛チャージを見せた。

再開直後の10番でチップインを決めると、312番で8mのロングパットを沈め、13番パー4はセカンドをベタピン20センチにつけてバーディを量産。15番で8mをねじ込み、通算7アンダーとして、その時点で首位に並んだ。

しかし、16番パー3をボギー。上がり2連続で続くパー5は17番で4mのチャンスを決められずにパー。最終18番は左ガードバンカーからの第3打をベタピンにつけてバーディフィニッシュ。6バーディ、1ボギーの「66」で競技を終え、後続の2組の結果を待つことになった。

笹生は21年「全米女子オープン」優勝後、米女子ツアーで45戦出場し、トップ10は10度あるものの優勝がなかった。今大会では日本女子として1971年大会の樋口久子、2019年「AIG女子オープン(全英女子)」の渋野日向子、そして自身の「全米女子オープン」に次ぐ4度目の海外メジャー制覇、また男子を含めて日本勢初の海外メジャー2勝目へ、最後まで諦めないプレーを見せた。

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