テント設営、準備学ぶ 水戸でボランティア研修

講師からテント設営のポイントを教わる参加者たち=水戸市三の丸

ボランティア活動について知識と技術を学んでもらう講座「ボランティア養成研修Ⅰ」が25日、水戸市三の丸の茨城県水戸生涯学習センターで開かれた。同センターと国立磐梯青少年交流の家(福島県)の共催。高校生や社会人ら約20人が参加し、テント設営や心構えなどを学んだ。

講師は、国立磐梯青少年交流の家の企画指導専門職、鈴木昭夫さんと大島貴浩さんの2人が務めた。

テント設営では、参加者は2グループに分かれ、講師の指導を受けながら、骨組みやテント生地を張って完成させた。

続く講義では、大島さんがボランティアの心構えを伝授。参加者ファースト▽進んで行動する▽自分と参加者の安全と安心を守る-など九つを挙げた。大島さんは「信頼関係を深めるために名前で呼ぶとよい」とアドバイスした。

参加した常磐大高2年、庄司未依奈さん(16)は「テントを立ち上げる時、力の入れ具合が難しかった」と感想を話した。

参加者は、いばらき生涯学習ボランティアと、国立青少年教育振興機構に登録し、地域や全国の国立青少年教育施設で活動できるという。

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